プログラミング・デス

「あいつは精神が破綻してる。戦闘には長けていたけど、ただの破壊衝動からだろうね」

 戦闘に長けている──その言葉にベリルは口角を吊り上げた。

「あ、父さんは違うからね。全てにおいて群を抜いてるんだから、あいつと同じじゃないよ」

「父さん……?」

 ガラにもない言葉に、馴染めそうにはないなと目を伏せる。

「そうでしょ。あなたの細胞から生まれたんだから」

 それに対して何も言う気は無いが、どうにもくすぐったい。それに今は、そんな事はどうでもいい。

「教育と言っていたが」

「僕に付いてた科学者たちが先生だったかな。だから、父さんほどの知識は学んでないよ。フォージュリたちについてた科学者は、みんなそれなりのレベルだから、不満を吐くしか知らなかったのさ」

 ジーンは肩をすくめた。