メイクだって勉強したし、スタイルにだって気を配った……



誰からも認めてもらえる彼女でいたかったから。



孝太の彼女として、自信を持ちたかったから……




でも……好きになりすぎて、ヤキモチも何度も妬いた。



クラスが違うというのも、不安の一つになった。




ちょっと女の子が孝太に触れるだけで、その女の子を睨んじゃうし……



孝太が他の女の子に笑いかけるだけで、嫌な気持ちでいっぱいだった。




でもそれは仕方ないことでしょ?



好きだからこそ、ヤキモチ妬いてしまうのは……




「じゃあ、そう言うことで。」



「えっ!ちょっと待ってよ!孝太っ!!」