大体都合が良い時に王子様が来るわけないじゃない。 そんなドラマみたいな話は有り得ない。 一方的な愛情表現だって有り得ない。 もう、夢は見ないわ。 「貴方には興味ないです、ごめん」 「そんな事言わずにさー」 ガシッと腕を掴まれる。 まっ…嫌っ。 離して、と叫ぼうとした時、足音が聞こえた。 「女の子に何してるの?」 聞き覚えがない声がだった。