野次馬は俺達を不思議そうな目で見てる。 「だけど…」 「一番必要不可欠だったのは」 「お前だ、悠生」 …。 「…え…」 「オレ達には渋谷悠生が必要不可欠だ!」 かなりの大声で叫ぶ。 かなり嬉しい。 「何?ステージ?」 「…美風ちゃんがいる」 「玲央がいるよー」 さらにたくさん野次馬が集まってきた。 大きな昇降口に人が集まってくる。 だけどそんなのお構いなしで大雅は続けた。