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その後、帰宅した私を待っていたのは長い長いお説教……。
連絡をしなかった罰として、夕食は抜きとなってしまった。
「はぁ……最悪……」
青山たちとお菓子を食べたから、夕食抜きでも大丈夫。 と思ったけど、やっぱりお腹減った……。
お風呂から上がったあと、私のお腹はグーグーと鳴りっぱなし。
「これからは気を付けなくちゃ」
はぁ……と息を吐いた時、携帯にメールが届いた。
【 無事に帰れた? 俺も青山も啓介も、凄く心配してる。 】
それは、犬飼くんからのメール。
挨拶もそこそこに帰ってしまったから、みんなに心配かけちゃったみたい。
【 大丈夫、ちゃんと帰ったよー。
夕食は抜きになっちゃったけどね(泣) 】
……なんて、そんなこと言ってもお腹が満たされるわけじゃないけど。
でも誰かに話せば気が紛れるかな? と思って、そう言ってしまった。
【 ねぇ、今から少し、外に出られる? 】
……え? 今から?
でも、時間はそろそろ11時になる。
お父さんたちはもう寝たはずだから、出ようと思えば出られるけど、でもこんな時間に外に出るなんて出来ないよね……。
【 さすがに、この時間だから無理だよ。 】
【 じゃあ家の住所教えて。 今から会いに行く。 】
い、家……!?
犬飼くん、今からウチに来る気!?
【 こんな時間だもん、困るよ!! 】
【 迷惑にならないようにすぐ帰るから。 だから教えて欲しい。
どうしても今すぐに会いたいんだ。 】
……どうしよう。



