あたしと彼と白いキャンバス

学校や親には、

深夜に出歩いたことを怒られて、
学校に侵入したことを怒られて、
無茶をしたことを怒られて、
お泊まりがバレて怒られて。


とにかく怒られまくったけれど、

「大した怪我はなくてよかった」

と言ってお父さんが泣いてミカさんが抱き締めてくれたから、


あたしも思わず泣いてしまった。





数日後。

デッサンの準備をしているあたしの横で。


「担任だった教師が厳しかったから、恨んでたんだとさ」

「ふえー。それで学校に悪戯してたんだ」


地元新聞の小さな記事に熱心な視線を向け、新太郎先輩と志乃はお喋り。