あたしと彼と白いキャンバス

いいんだ。

期待はしたけど、そもそも篠宮先輩があたしにプレゼントを贈る義務なんかないわけだし。

大丈夫。

全然、大丈夫。


ケーキを食べればお腹も膨れる。




食べるものがなくなったあとは、テレビを見ながらなんでもないお喋り。



「眠くなってきた…」


そう言い出したのは篠宮先輩だった。


「ええっ。眠くなるの早くないですか!?」


志乃がビックリして壁の時計を確認する。

針は夜9時を示していた。


「いつもはもっと起きてるんだけど、ね」