あたしと彼と白いキャンバス

みんなで他愛もない会話をしながらの食事は楽しくて。

時間は風のように過ぎていく。




チーズも具もなくなって、
みんなのお腹も満足した頃、

今度は新太郎先輩が動き出した。


ピューピューと下手糞な口笛を吹きつつ白い箱からケーキを取り出し、それを4等分に切り分けて配る。


「これが俺からのプレゼントだから」

「あ、ありがとうございます」


ふわふわのクリームが添えられた、紅茶のシフォンケーキだった。

…美味しそう。


あたしのケーキにだけチョコレートのプレートがのせられている。



『Happy Birthday to CHIBI』