あたしと彼と白いキャンバス

次の日。
教室に行くと、昇降口に志乃がいた。


「結ちゃん昨日休んでたけど、どうしたの?」


ふたり並んで教室に向かう途中、志乃があたしに問い掛ける。


「ちょっと、妹が倒れて…」

「ええ!?」


驚いた志乃は手をばたばたと振った。


「ど、どうして?」

「喘息だって」

「…ぜんそくかあ。発作、重いの?」

「…うん」


あたしと一緒に表情を暗くする志乃。