あたしと彼と白いキャンバス

お父さんと別れ、電車に乗る。

空はもう紺碧に包まれ、チカチカと小さな星が瞬いていた。




マンションに帰ると部屋には誰もいなくて(当たり前なんだけど)、

少し寂しくなる。



布団の上に置きっ放しだった携帯をウェブに繋いて『喘息』で検索。


気管支喘息。
咳。
慢性的。
アレルギー。
ステロイド。
発作。
呼吸困難。
チアノーゼ。

死に至ることも…。


イメージよりも症状は深刻だ。

発作は夜に起こりやすい、らしい。


――エリカは大丈夫だろうか。