極道剣士

天羽の手にした大剣はすさまじいほどの禍々しさを帯びていた

「貴様・・・それはあの邪剣か?」ロキが聞く

「ケケケ 知ってんのか?」

「魔女に認められし者しかてにする事のできない邪剣と聞いているが、初めてみた」

「まぁ大体は当たりだな。ちーとばっかしお前らの言う魔女とは縁があってな!」

ロキが腰から剣を抜く

「なら遠慮なくこの剣でお前を切れるな!」

天羽の大剣とは真逆で細身の剣でこの世のものとは思えないほどの神々しさを放っていた

「邪悪なものを唯一切れる。これが聖剣だ!この剣でいくつもの・・ぐあぁぁ!」

ロキが酒場の外まで吹き飛ばされた

「ぺちゃくちゃうるせー!その剣売っぱらって今後の酒代にしてやるぜ」

「貴様、魔女の手先でもこんな事しないぞ・・この卑怯者め・・ぐぅはぁ!」

天羽の容赦ない二撃目がロキを襲った

ロキは完全に意識を失った・・・