「酒だー!酒もってこい!」目のつり上がった剣士が酒場の親父に怒鳴り散らす

「お客さん、お金は大丈夫なのかい?」親父が心配そうに聞く。それもそのはず散々飲み食いした金額は10万ギルにもなるのだから・・

「任せろ!金なら問題ない。これから知り合いが支払いに来くるからよ!」

親父は胡散臭そうにこちらをみて「うそだったらただじゃおかないからな!」と凄む。

「本当だって!あっ・・ほら来ただろ」

入り口から貴族のような端整な顔立ちをした剣士が入ってくる。

目のつり上がった剣士が貴族のような剣士に近寄り話しかける

「こっちです。席はこちらですので。」

「・・あぁ、すまないな」

「ここピラフがうまいんですよ」

「そうか・・ありがとう」

「僕は戻りますんでごゆっくりどうぞ!」

「わざわざ、すまないな」

「いえいえ」

目のつり上がった剣士は二階に消えていった