2人でお風呂を済ませ、

ベッドに潜り込んだ。


「アツ、今日はありがとう」


「さすがに俺も緊張したな」


「ごめんね。
でも、アツが一緒に来てくれて、
本当に嬉しかったよ」


「良い家族だよな。俺もいつか…」


「ん?何?」


「何でもない」


「アツ?アタシでいいのかな?
まだ、ヨシを忘れたわけじゃないの。
これからも忘れることなんてきっと出来ない。
こんなこと思ってるのに、アツと一緒に居ていいのかなって…。
ごめんなさい」