アネモネ*~風、君を愛す~



「高山は学校へは来ている。
保健室登校だ。教室に入るのが怖いと言っている。
皆、目を瞑ってくれ。
理由がわかる者は黙って手を挙げて欲しい」


増野の話しに皆、

驚いていた。


「先生、
犯人探しですか?」


「信じらんない」


クラスのみんなが不満を口にする。

転校初日、

高山さんが数人に呼び出されたことは知っていたけど、

それが原因だなんて思ってもいなかった。


「修ちゃん、
何か知ってる?」


「知らねー」


「だよね」