アネモネ*~風、君を愛す~



アタシが中庭を眺めてボォーっとしていると、


「ねえ、紗那、
転校生ってどんなんだろね?」


後ろの席から聡美が話しかけてきた。


「ええー、
アタシ興味ないもーん」


「そう?
ま、紗那らしいけどね」


今更、

自分から仲良くするなんて面倒だし…

そんなことを考えていると、

先生が廊下に待機する転校生の2人を呼んだ。