アネモネ*~風、君を愛す~



{キーンコーン~}


チャイムが鳴り、

玲と志保は小走りで手を振りながら、


「後で見に来るー」


と、言い残しそれぞれのクラスへと戻って行った。


「転校生か。
どうでもいいや」


「まったく、サァは…」


アタシはざわつく教室へ入り、

自分の席に着いた。