なんか嫌な予感がする。




屋上に向かった瑠璃華。




何とかしなけりゃ、その思いだけで村井さんに電話をした。





中々出ない。




どうしよう瑠璃華に何かあったら、そう思うと勝手に体が屋上へ向かった。




携帯が鳴る。




【もしもし村井だ。珠稀何かあったか?】




【村井さん今何処?】




【学校へ向かってる、お嬢様が心配で様子を見に【村井さん早く学校へ来て、瑠璃華が袴田兄弟に屋上へ呼び出された。】




【何だって、直ぐに行くから珠稀も屋上へ行け!お嬢様を頼む。】




【どういう事?】




【今は話してる暇はない。とにかく屋上へ行け!】




私は携帯をそのままにして屋上へ向かった。