王子と姫が出会いました。

その日学校から帰って来た蒼路はボロボロだった。



「どうしたの!?」

「なんでもないよ!!はい、ママにお土産!!」

「えっ、お花…?それよりケガしてるでしょ!?なんかあったの!?」

「なんでもないって!!」



笑顔でその辺から引っこ抜いた花を渡された…。



ケンカでもしたの…?



いくら追求しても『なんでもない』と言う蒼路にお手上げ。



早く帰ってきた王子君とニコニコしてお風呂に入った。



着替えを置いとかなきゃと思い、バスルームに入った時に聞こえたのは男同士のヒミツの話し。



「スゲーな!!やっつけたのか!!」

「うん、でも僕も痛いよ」

「こんな傷舐めときゃ治る。舐めてやろうか?」

「や、ヤダ!!僕上がるからっ!!」

「パパから逃げられると思ってんのかチビ~!!」

「きゃははははっ!!溺れるぅ~!!」



なんだか原因は王子君にあるみたい。



困ったパパですね…。



「「腹減った~!!」」

「ふたりともご飯抜きだよ」

「「なんで!?」」



ママにヒミツにするからじゃん!!