王子と姫が出会いました。

斎藤の言葉通り、休み明けのテストはなんとか1位をキープしたものの…。



斎藤と同点1位…。



満点だしっ…。



「斎藤って今まで5位がいいとこじゃ…」

「負けたくないんでな」



ナツカが斎藤の元へ現れてベタベタしてる光景とか…。



どうしたらいい?



「1位!?すご~い!!ミツル君、て・ん・さ・い!!」



イチャイチャって…。



ってか斎藤ってミツルって名前だったんだ…。



やっぱり本気でお前が欲しくなってきたよ。



「斎藤、バイトしない?デート代稼げるし」

「俺に体を使う仕事は向いてないぞ」

「デスクワークだから」

「やってやってもいい」



よっしゃ!!



これで俺の仕事も楽になる!!



こうしてて・ん・さ・いの斎藤をうちの会社で雇い始めた。



絶対リュウさん系の斎藤は与えられた仕事を完璧にこなして行く…。



「上等なの連れて来たな…」

「将来の社長として楽したいんですよ」

「じゃ、久しぶりにメシでも食いに来い」



勉強に専念できそうだ。