だけどそれも残すとこ半月っ!!



よくやった俺!!



姫にはかなり寂しい思いもさせてると思う…。



ショップで働き初めてから、まともなデートなんかしてないし。



それにキスしただけで力尽きてしまう…。



なんか俺のせいでダメだなぁ~…。



そんな時だった。



「昨日の出来事です」

「うん?」

「蘭ちゃんと街で遊んでたら声をかけられてしまいまして…」

「まさかナンパで浮気でもっ…」

「違いますっ!!すご~くお人形さんみたいな女の人でした」

「それで?」

「読者モデルやんないかって…」



へぇ~、姫がモデルねぇ。



って、いいわけねぇだろ。



「断ったんだよな?」

「名刺をいただいて帰って来ました…」



なに、その顔…。



嫌な予感がするんですけど。



「王子君みたいに頑張ってみたいです」

「はぁ!?」

「服は好きですし、カワイイものも好きです。頭よくないし、なりたいものとかわかんないけど…やってみたい」



NO~~~~~!!