その日、王子君ちに行き、ひとり反省会…。



深夜近くにヘトヘトで帰ってきた王子君にとりあえず謝りました。



「あぁ~、だから店長がやたら俺にキツかったんだ…」

「ごめんなさいっ!!」

「いいよ、別に。荒波に揉まれてるって思えば強くなりそうだし」

「ごめんなさい…」

「それより俺はあんなヤツとふたりでコーヒー飲んだのが許せねぇ」



やっぱり王子君、ちょっと変わったのかも…。



ライアンとなにかあったのかな?



未来に向けて歩き出してる気がした。



「んっ!?なにっ…」

「知らないヤツに着いてったお仕置き。死ぬほどキスしてやる」



こんなキス、久しぶりの気がします…。



溶けてしまうよ…。



「王子君っ…だって!!女のコにチヤホヤされてましたっ…」

「それ、ヤキモチ?カワイイな、姫ちゃん」

「ぬぁっ!?」



きっと王子君はすごく有能な後継ぎになる。



寂しいけど応援してるから、だからたまには休んでね?