あたし、王子君だけなのに…。
こんな風に言われるのがいちばん辛い…。
「俺が鎮圧してあげるからさ」
「本当ですか!?」
「だから記念に一発…」
「パーとグー、どっちで叩かれたいですか?」
「姫ちゃんって王子のこともそんな扱い?」
「いえ、王子君なら全然構わないです。そんな下品なこと言いませんけど」
「そ、そう…」
王子君はいつまでも優しい人ですから。
今は佐和先輩みたいな節操なしじゃないし。
「先輩、姫はダメだよ。王子以外に靡かない」
「じゃあ姫ちゃん、俺が就職したら会いにおいで」
そう言った佐和先輩は家業の古着屋でショップ店員をするそうです。
ちゃんと接客できるのでしょうか…。
「うち、姫ちゃんに似合いそうな服いっぱいだよ~」
「行きます!!王子君と!!」
「王子はいらないなぁ~」
「じゃあ行かない」
「ははっ!!欲しいなぁ、姫ちゃん。ホントカワイイ…」
佐和先輩に元気をもらった気分です…。
こんな風に言われるのがいちばん辛い…。
「俺が鎮圧してあげるからさ」
「本当ですか!?」
「だから記念に一発…」
「パーとグー、どっちで叩かれたいですか?」
「姫ちゃんって王子のこともそんな扱い?」
「いえ、王子君なら全然構わないです。そんな下品なこと言いませんけど」
「そ、そう…」
王子君はいつまでも優しい人ですから。
今は佐和先輩みたいな節操なしじゃないし。
「先輩、姫はダメだよ。王子以外に靡かない」
「じゃあ姫ちゃん、俺が就職したら会いにおいで」
そう言った佐和先輩は家業の古着屋でショップ店員をするそうです。
ちゃんと接客できるのでしょうか…。
「うち、姫ちゃんに似合いそうな服いっぱいだよ~」
「行きます!!王子君と!!」
「王子はいらないなぁ~」
「じゃあ行かない」
「ははっ!!欲しいなぁ、姫ちゃん。ホントカワイイ…」
佐和先輩に元気をもらった気分です…。


