王子と姫が出会いました。

日々の寝不足から、いつ寝たのかもわからない。



アラームが鳴り響く部屋で目が覚めた。



「あっ、起こしたか…」

「朝…ですね…」

「ん~…まだこうしてたい…」



苦しいくらいギュ~ッと抱きしめられ、久しぶりに胸がいっぱいになる…。



王子君だ…。



大好き…。



「学校休むなら俺も姫といる…」

「じゃあ…休みます…」



気分的に行きたくなかった。



一緒にいたかった。



体調は悪くないからズル休みになるのかな?



「瑞紀君に言ってきた方が…」

「アイツ、気ぃきかせて蘭子ん家に泊まってる」

「ありがたいですね…」



しばらく抱きしめられてたら急にお腹が減った。



部屋着のままリビングでパンを食べるあたし達。



お風呂も入りたい…。



「あのね、お風呂に…」

「入れる温度になってるから一緒に入る?」

「…………」

「なーんて…」

「一緒に入る…。離れたくないから…」

「マジ…で…いいの?」



今は恥ずかしいことより、離れたくない気持ちでいっぱい…。