王子と姫が出会いました。

ビシバシだけじゃダメなことに気づき、それからは褒めてやることにしたら多少延びた。



たぶん大丈夫だろう。



「王子君は何位だったんです?」

「4位だけど」

「4…位…」



中学ん時は常に1位だったから高校に来てからこの順位はショックなんだ。



俺がバカになることは許されないから。



「姫が再試やってる期間は仕事に行く」

「仕事って冬次さんのお手伝いですか?」

「そうそう、雑用として軽くバイト」



自分の自由になる金がほしいから、叔父さんのとこで少し働く予定。



姫が年末まで学校だからヒマだし…。



でもクリスマスの夜は一緒に過ごしたい…。



そろそろ2回目があってもいいんじゃねぇかな~とか思う俺がいるんだけど?



「イブの夜は行くから」

「あっ、はい…。でもご飯とか…」

「俺が用意しとくからいいよ。カギだけくれたら」

「はいっ!!」



姫は結局引っ越した。



前に住んでたとこから離れ、駅の近くのマンションに。