小さく頷いたあたしの頭をひと撫でしてから背を向けた王子君をただ見送った…。
「あのっ…彼女さん…?」
「俺達、先輩の後輩で!!ふぁ、ファミレスにでも行ってましょうか!!」
涙目になったあたしに慌てるふたり。
困らせちゃいけないと思い、ファミレスのある方へ向かった。
王子君…なにをする気なの?
警察沙汰にでもなったら王子君の未来ごと潰してしまうかもしれない…。
「あっ!!」
「どうかしたスか!?」
「王子君の向かった場所だけ教えてくださいっ!!」
無理言って聞き出した王子君の居場所。
久しぶりに電源を入れた携帯である人にかけた。
「冬次さんですか!?」
「姫ちゃん?どうした?」
「王子君がなんかやらかしちゃうかもしれないっ!!」
簡単に説明をして、冬次さんに王子君の居場所を伝えた。
『あとは任せな。あのバカ息子が。大丈夫だからね?』
そう言って電話を切って、ついたファミレスで黙り込んだ。
「あのっ…彼女さん…?」
「俺達、先輩の後輩で!!ふぁ、ファミレスにでも行ってましょうか!!」
涙目になったあたしに慌てるふたり。
困らせちゃいけないと思い、ファミレスのある方へ向かった。
王子君…なにをする気なの?
警察沙汰にでもなったら王子君の未来ごと潰してしまうかもしれない…。
「あっ!!」
「どうかしたスか!?」
「王子君の向かった場所だけ教えてくださいっ!!」
無理言って聞き出した王子君の居場所。
久しぶりに電源を入れた携帯である人にかけた。
「冬次さんですか!?」
「姫ちゃん?どうした?」
「王子君がなんかやらかしちゃうかもしれないっ!!」
簡単に説明をして、冬次さんに王子君の居場所を伝えた。
『あとは任せな。あのバカ息子が。大丈夫だからね?』
そう言って電話を切って、ついたファミレスで黙り込んだ。


