王子と姫が出会いました。

シャワーを浴びてベッドに入ったらすぐに眠れた。



やっぱり疲れたんだろうか…。



そう言えばキスすらしなかったな…。



そして叔父さんの声で目が覚めた。



「もう朝…?」

「姫ちゃんも起きねぇから起こして来い」

「ん~…」

「お前が起こさないなら俺が行くぞ」

「ダメっ!!」



起き上がって叔父さんから姫の部屋のカギを受け取った。



コレって寝起き…。



なぜかドキドキしてきた…。



姫のアパートのカギを持ってるわけじゃないから、寝てる姫を起こしに行くのは初めてだ…。



静かにドアを開けたらしまってるカーテンと姫の寝息…。



近づいても起きない姫の横に座り、寝顔を覗いた。



「カワイイ…」



寝ててもカワイイなんてマジで罪な女だ。



このままキスしてしまおう。