王子と姫が出会いました。

そのまま姫と蘭子に送られて家に帰った。



蘭子に服を脱げと言われ、断固拒否。



あんな体、姫には見せらんねぇ。



「まず着替えて来るからな?」

「王子君…ケガしてるからって…」

「アイツ、余計なことを…。姫は気にしなくていい。それより薬あったっけ…」

「王子君!!」



あっ、怒ってる?



さっきから口数は少なかった。



瑞紀にいろいろ聞いたんだろうな…。



「王子君のこと知れって言ったくせに…」

「それとこれとは話しが別。世の中には知らなくていいもんだってあんの」

「もし…なにかあったらどうするんですか!!誰もいないのに!!ひとりなんですよ!?」

「ムリだと思ったら病院行くから。そんなに怒んなよ…」

「安心できません!!ぬ、脱いでください!!」



姫たん、真っ赤な顔で脱げとか言わないの、ね?



カワイさマックスだろうが。



「それって心配してくれてんの?」

「はい…」

「見たら引くかも…」

「大丈夫です!!」



やっぱり姫って素直なバカなんだと実感した。