そしてやっと球技大会。
自分の部活の競技には出てはいけない決まりになってるからテニス部はいない。
俺、本気出すから。
ダブルスなんかには出れないからもちろん俺はひとり。
ひとクラス4人で結成されてるチーム。
2勝すれば次に進めるトーナメント戦。
1回戦の相手は同じ1年で、運動が苦手そうなヤツらの塊だった。
「負けたらどうなるかわかってんだろ?」
「怖いよ城野…」
「斎藤君は経験者だからな、負けねぇって信じてるし」
「信じなくていいってば」
ポーカーフェイスの真面目斎藤。
彼は中学ん時にテニス部で部長だったそうだ。
他のふたりは未経験者だが、俺の言葉にビビっててやる気満々。
よし、負けたら10メートルの飛び込み台から紐ナシバンジーさせよう。
なんてったって俺と姫の大事な約束がかかってんだ。
「姫、俺頑張る」
「あんまり頑張らなくても…」
「絶対優勝するから安心しときな」
「いやっ、逆に張り切んなくても…」
俺はやれる男だぁぁぁ!!
自分の部活の競技には出てはいけない決まりになってるからテニス部はいない。
俺、本気出すから。
ダブルスなんかには出れないからもちろん俺はひとり。
ひとクラス4人で結成されてるチーム。
2勝すれば次に進めるトーナメント戦。
1回戦の相手は同じ1年で、運動が苦手そうなヤツらの塊だった。
「負けたらどうなるかわかってんだろ?」
「怖いよ城野…」
「斎藤君は経験者だからな、負けねぇって信じてるし」
「信じなくていいってば」
ポーカーフェイスの真面目斎藤。
彼は中学ん時にテニス部で部長だったそうだ。
他のふたりは未経験者だが、俺の言葉にビビっててやる気満々。
よし、負けたら10メートルの飛び込み台から紐ナシバンジーさせよう。
なんてったって俺と姫の大事な約束がかかってんだ。
「姫、俺頑張る」
「あんまり頑張らなくても…」
「絶対優勝するから安心しときな」
「いやっ、逆に張り切んなくても…」
俺はやれる男だぁぁぁ!!


