王子と姫が出会いました。

初めて作ってくれた弁当は大満足でした。



そのまま学校から家に帰り、疲れた体を休めてあげようと思ったのに…。



「ぬぁんでここで寝てんだよ!!」

「あっ、ヤバッ。お帰り~」



ソファーに裸で寝てる蘭子。



一応姫のお昼寝毛布はかかってるものの、細くて長い足が丸見えです。



「おい、瑞紀。ヤるなら部屋でヤれ」

「ん~…なぁ!?王子っ!!あっ、蘭子のマッパ…」

「部屋行くから服着とけよ…」



羨ましいぞ瑞紀!!



俺も姫食いたい…。



部屋に入ってテニスラケットを見つめた。



マジで優勝したら食べさせてくれんのかな…。



約束したしな。



半年我慢したし…。



マジで歯止めが効かなくなりそうなんスよ。



嫌がるのを無理矢理ってのは趣味じゃねぇからな。



ハァ~…。



本当にもうムリだよ…。



「あ゙ぁぁぁぁ~!!」



瑞紀と蘭子のせいでモヤッモヤするっ!!



羨ましすぎる~!!