王子と姫が出会いました。

柳沢さんとたくさんお話しした。



王子君のどこが好きかとか、柳沢さんの奥さんのこととか。



朝ごはんができるまで話してた。



やっとできたので、王子君達を呼びに向かいました。



「蘭ちゃ~ん、入りますよ~」



ガチャッと開けた蘭ちゃんの部屋。



蘭ちゃん、暑いから服着ないで寝たのかな…。



「蘭ちゃん、朝ごはんっ!?」

「姫、野暮だよ。服着たら行くから」

「ご、ごめんなさぁい!!」



瑞紀君がいたよ!!



裸の蘭ちゃんの頭の下に腕があった!!



しかもほとんど布団かかってないから…。



なんか…生々しいというかっ!!



「おおおおお、王子く~ん!!」

「ん~?どうした?」

「蘭ちゃんと瑞紀君がっ…あのね、あの…なんでもないっ!!」

「見たのか。顔赤い」

「寝てた…ふたりで!!」

「付き合ったんだと。蘭子の片思いだけど」



えぇぇぇぇっ!?



それはよかったの!?