そうならそうと早く言えってんだ。



「ずっとギューしてねぇよ?」

「そうですね…」

「抱きしめていい?」

「は、はい!!どうぞ!!」



固くなった姫をギュッと抱きしめた。



肩に顔を埋めると力が抜けんの…。



そして抱きしめ返してくれる…。



「好きです…。いっぱい好きですから…嫌いになんてならないのに…」

「よかった…。嫌われてねぇならいいや…」

「王子君は…好きですか?」

「うん、超好きだから安心してくださいよ」



背中に回ってる腕に力が込められた。



姫が喜んでるらしい…。



カワイイんだよお前は!!



だから…いっぱいチューしたいから。



いっそ…慣れちまえばよくね?



そうだ、それだ。



「姫、嫌になったら殴ってね?」

「はいっ…!?」

「好きだぁ~…」



姫も好きだけど、姫とのキスも大好きだ…。



姫ってオイシイ…。



「王子っ…君っ!!」

「まだ足りない…」

「んんんん~っ!!」



もっともっとしていたい…。