カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜

「‥もしかしてカクテルのこと?」


康介さんの言葉に、掃除していた翔太くんも心配そうに私の方を見た。


「桃香ちゃん、サトシさんにいじめられてるとか!?」


翔太くんが使っていたモップを握りしめて言った。


「ううん、そうじゃなくて!」


私は首をブンブン振って言った。


私の背中の方から「翔太、聞こえてるぞ!」という声が聞こえて、翔太くんは慌てて掃除に戻っていった。