青春の風

 
『相手にされてないとか言ってないで、頑張ってみれば?』



『彩乃君は可愛いよ? もっと自信もっていいんじゃないかな?』



背中を押してくれた青空先輩。



初めて土手まで走った日、私に夢をくれた。



春の遠足も予想外に楽しかった。



海でのデートも悪くなかった。



毎日樹先輩に送ってもらえる素敵時間は本当に幸せな時間で。



「楽しかった……、それなのに私、酷いこと言っちゃって……」



『そもそも、青春ってなんですか? 馬鹿なことしてるだけで、たいしたことなんか一つもしてないじゃないですかっ!』



そんな言葉を青空先輩に投げつけた私。