青春の風

 
「俺はそんな風に思ってねえよ」



そうだったんだと思った。



奈美ちゃんだって言っていた。



青春部はやめないって。



「お前は?」



前を向いて私の手を引きながらそう聞いてくる。



私は?



釣られていただけ?



「私……」



涙がまた溢れる。



一生懸命だった青空先輩を馬鹿にしていただけの私。