青春の風

 
「きっと……、私でもいいから、一度くらいデートしてみようと……。そんなことだとは思わなくて……」



優しく私を抱きしめた青空先輩。



『女の子って柔らかいんだね』



そう言った青空先輩。



きっと本当は私じゃない人と行きたかったはず。



命を捨てるほど、助けたいと思った咲良先輩。



自分は長く生きられないから……。



だから咲良先輩の気持ちに答えても仕方ないと思ってる青空先輩。



それを思うと、本当に泣けてきて。