漣「ふわぁ〜。」

グーッと背中を伸ばして眠気を覚ます。

元々、あんまり眠気がなかったけど




制服にさっさと着替えて、朝食を食べようと部屋を出た


「よぉ。」


漣「あ。」


声を掛けてきたのは、髪の癖を手で直して、制服を着てる。でも規則をちょっと破っている雅兄だった


壁に体を預けているところからみて、



雅「良かったよ。いつもより早く起きてきてくれて。」

待つのって面倒なものだね。と俺の顔を見ながら、言ってきた。


漣「…………。」


雅「一体、何の用だ?と聞きたい顔をしてるね。


まぁいいや。単刀直入に言おう。」



次の言葉を言った瞬間、俺と雅兄の周りにある空気が凍りついたような気がした










「お前、莉子ちゃんの事好きだろ。」