「俺の分もあるんだろな」 いつのまにか出席簿を持った松井がいた。 「もちろん!フライデーの分もねっ」 葵が明るく答えた。 「すいませーん、おのろけはアフタースクールでお願いしまっす」 智花が言った。 「そやそや、公私混同はあかん」 春海が叫んだ。教室は笑いにつつまれた。