慌ててカーテンを閉めた。

いつからいたの?つけてたの?
でもそれなら裕二が言うはずだし……



綾香はまた恐怖で震えだした。

ガクガクした手で間違えながら、裕二に電話する。

「綾香?」

裕二の声にほっとしたら泣き初めてしまった。

「どうしたの?」



しばらくしてから裕二が聞いた。


綾香を鼻を赤くしながたら携帯を持っているが震えている。


「い…家の前に…黒井さんが…ひっく」

綾香は恐怖がまだ続くのかと絶望していた。


裕二は驚いた。

黒井は帰ったんじゃなかったんだ。一足先に綾香の家向かっていたのだ。。