地元まで戻った。
綾香はずっとブレスレットを見て嬉しそう。
その様子を見て裕二も嬉しそうだ。


そして綾香の家の前に着く。


優しくキスをされる。
綾香は人生で一番幸せだった。

裕二は車を降りて助手席のドアを開ける。

「姫どうぞ」
クスクス笑いながら差し出された手に自分の手を乗せる。


綾香が家に帰ったのを見届けて車で去って行った…




電信柱に隠れていた女の子2人…

「今の…裕ちゃん先生だよね?」
ショートカットの女の子がロングヘアーの女の子に聞く。

ロングヘアーの女の子は鞄を持っていた手を震わせる。

「私の裕ちゃん先生に彼女なんて許さない邪魔してやる!!」


踵を返して走って行く。
「ちょっ待ってよ〜」
ショートカットの子がついていく。




綾香は部屋で1人ニヤニヤしていた。

絶対さよならだと思ってたのに…

これは逆転サヨナラホームランだよぉ〜


彼氏…
「きゃっ恥ずかし」
ベッドの上でゴロゴロしている。


もうずっと太陽が輝いている気分だ。

「またメールするから」

て言っていた。

そして優しいキス。



舞い上がって月まで行けそうだわ〜

ウヒヒ。


そして嬉しそうに言った。

「恋愛音痴卒業で〜すっ」