ご飯を食べてる間あたしと美樹で行くところを決めた。
そして、
「ついたーー」
あたしたちが決めたところはプラネタリウム。
「あたしココ一回来てみたかったんだ」
「でも、優って星好きなの?」
「うん。けっこうね」
「じゃあ、翔と気が合うじゃん」
「なんで?」
「翔も星好きだよね」
「優わかってんじゃん!」
星が大好きらしい翔は子供みたいにはしゃいでて・・・
かわいいと思った。
「えっと、カップル様でしょうか?」
チケットを買おうとしたらそこの役員の人に聞かれて・・
カップル!?
え?
「あの、カップルだとどうなるんですか?」
美樹が聞いたーー!!
「カップル様ですと、割引になりましてカップルシートになります」
カップルシート!?
なんだそれ!?
こういう場所初めてだからわかんない!!
「そうなんですか!はい!あたしたち今ダブルデート中です!」
なんと!!
割引って聞いてカップルだと誤魔化している!!
さ、さすが美樹!
「では、ほっぺにキスをお願いします」
キスーーー!?
そんな人前で!?
「キスするんですか?」
「はい。証明させていただいております」
「わかりました」
OKしちゃう!?
「輝ー!」
「んー?」
美樹は輝を呼び出して訳を話した。
そして・・・
なんと、人前で堂々とほっぺにチューをした。
ん?
このパターンってあたしもするの!?
パニくってたら右の頬に唇が・・・!
「はい。カップル様ごゆっくりどうぞ」
認めてくれたらしい・・・。
って!
いくらほっぺでもキスされたーーー!!!
「あーごめんな」
「い、いいよ」
「まぁあれは美樹のせいだ」
「はぁー!?だって割引だよ!!」
「俺は美樹にキスできたからいいけど」
一人だけすっごいご機嫌な奴がいる。
まぁ・・そこまで嫌じゃなかったかも・・。