男は、珍しいものでも見たかのように眼を丸くした。 「君、意外と活発だったりする?」 「……ぃぇ」 小さな否定。 「ここから、下まで約120メートル。所々岩があるから気を付けてね」 「……飛び降りるんですか?」 下をそっと覗いてみると、スーと背筋が凍った。