「…ん」 寝息を立てる少女にハッと我にかえる。 そうだった。俺は会場の場所を聞きに……… お嬢様…。 どうしてパーティーの主役がこんな所で寝てんだよ… これ起こした方がいいよな… 「お嬢様、優海お嬢様起きてください」 「ん〜」 ん〜、じゃねえよ!早く起きてくれ… 「優海お嬢様」 焦る俺の目の前… 寝ていた美少女はうっすらと目を開けた。 澄んだ美しい瞳を俺に向けて…