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それから、理事長室を後にした私は 暗い夜道を 歩きだした。



「お姉さん~ 一緒に遊ぼうよ~」




ナンパ…?



めんどくさ……


とてつもなく 眠たい私は、そんな声を無視して 足を進める。



「ねぇ聞いてる~? 無視?ひどいなぁ」


しつこい男に 少し苛つきながらも 振り返り冷めた瞳で見下ろす。