「先生??でいいのかなぁ?」
「あぁいいよ。」
「先生、わたしクビだよね。」
「そうだな。知ってしまったからにはもう働いてもらう訳には行かないな。」
「そっか。わかった。」
「聞き分けいいんだな。」
「仕方ないじゃん。次探すわ。」
「次?」
「そうよ。次。 生きていかなきゃいけないもの。住むところだって必要だから。」
「深海・・・。」
「先生、心配しないで。ちゃんと学校には行くから。」
「そういうことじゃないだろう。」
俺は、また深海の腕を掴んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…