クラスメート達の必死の訴え。 聖也を想っているのが、自分だけじゃないことに気付く。 一度は、何もかもを投げ出した。 教師としての責任も、生徒たちに向ける誠意も。 生徒たちと向き合う努力もしてこなかった俺を頼りにしてくれる生徒達。 もう一度、もう一度だけ信じて見たくなった。 目の前にいる生徒たちを。 教師そのものを。