受け持ちの教室は3年で、この時期何かとめんどくさい。 幸いうちのクラスには、学年1の秀才で学級委員を引き受けてくれている深海聖也がいてくれている。 俺が、教室に入ると必ず目が合うその生徒は、たまにとんでもなく暗い目をする。 この場所にいるのを否定しているようなそんな目が俺を引きつけるんだ。