「はぁ?外は暑いのよ。」

「いいから♪」

真衣はにっこり笑うと、ついてきて。と走りだした。

やってきたのは、真衣の家の縁側。

真衣は水道にホースをつなげて俺らにかけてきた。

「ほーらっ」

「うわっ、何すんのっ!?」

「涼しいでしょぉ?」

「真衣ったら・・・ふふっ」

「こういうことも、楽しいじゃん?」

嬉しそうにピースする真衣を見ていたら、なんか、嬉しくなってくる。

「わかったよ。たまにはガキっぽいこともいいもんな♪」

「が、ガキっぽいってぇ!」

真衣が水風船を投げてきた。

「バカっ、つめたっ」

そして、オレと真衣の水風船合戦が始まったのでした。