【完】笑顔が輝くのは…

時計を見ると11時半


朝早くからの撮影だったからな


莉華も疲れてるはずだ


「さっ、準備して保育園に行くか」


俺も学校に行かなきゃな


莉華は“うん!!”と言って保育園の制服に着替える


スタジオから保育園と学校までは近いから歩いてでも行ける


「お兄ちゃん、迎えに来てくれるよね?」


「あぁ、もちろん。だからちゃんと待っとけよ」


そういうと莉華は笑顔で部屋に入って行った


学校に着き、職員室へ行く


中途半端な時間で教室に行く気にならねぇし許可貰おうかな


「失礼します。岡原先生いらっしゃいますか?」


恐る恐る職員室に入る