【完】笑顔が輝くのは…

国語のプリントが終わりかけた頃…


「Airiちゃん遅くなってごめん。残りの撮影終わらせよっか?」


申し訳なさそうに藤山さんが近寄って来る


「はい。今から行きますね」


あたしはテーブルの上を片付けてスタジオへ向かった


その後の撮影は順調に終わっていった


「お疲れ様。長い時間待たせて悪かったね」


「お疲れ様です。良いんですよ。おかげで宿題が捗りましたからね」


藤山さんにお辞儀をし帰宅することにした


はぁ…疲れた


「愛莉、終わったか?」


誰かに声を掛けられたと思ったら…


学校帰りのお兄ちゃんだった