【完】笑顔が輝くのは…

考え事をしてる間に洗い終わり出発する時間になっていた


「莉華、行くか」


「うん、ちょっと待ってて」


トコトコと走る姿が可愛らしい


歩いて莉華を送る


「ここから先は1人で行けるか?」


「うん、お兄ちゃんも気をつけてね」


保育園の入口のところで俺達は別れる


重そうな荷物を運びながら歩く莉華を見届ける


保育園から近い分、遅刻する問題はないが急いで学校へ向かう


遅刻したら担任や大河に何を言われるかわからない


「陸斗、おはよ」


教室に入ると大河の声が響いた